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私こと一景が、相方、水海とカワいくもユルい品々を求める日々。ゆるいキャラだったり、グッズだったり、本だったり。時には真面目に語ったりします。
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いやいや、
もう、こんなことまで載っているの?という本書。
マニアックすぎます。
判が小さいので油断してしまいがちですが、もうギッシリ細かいことまで説明してあります。
これがあれば、甲冑作れてしまうのでは?と思うほど詳細。
甲冑(具足)の表側はもちろん裏側まで各部名称から構造まで分かりやすく解説しています。
他の本では、構造や違いが分かりにくかった時代や構造による胴の呼び方の違いなども分かってフムフムなるほど分かり易い。
多くの写真と細密な図による解説で勉強になります。
年代ごとに、章分けされて紹介されて、甲冑の年代ごとによる違いが比較できます。
明治の時代になり甲冑の時代が終わることまで解説。
具足単体での解説はもちろん、
武器である、刀や長柄武器、弓矢、目印となる馬印や指物の解説、
甲冑・武具の着用手順や、武具、馬具の基礎解説、用語解説、
甲冑、武具の職人たちの流派、大名家の家紋など多岐にわたり、
果ては甲冑の見られるイベント、名品を所蔵する施設一覧まで、著者の並々ならぬ思いが感じられます。
ヘビーな甲冑好きからライトな初心者まで、読めばためになる情報が詰め込まれています。
歴史好きなら持っていて損のない一冊ですね。