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一景のススメぃ

私こと一景が、相方、水海とカワいくもユルい品々を求める日々。ゆるいキャラだったり、グッズだったり、本だったり。時には真面目に語ったりします。

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日本の妖術師列伝 (中経の文庫) [文庫] 中見 利男著



妖術師ときいて思い浮かぶのは、安倍晴明、蘆屋道満といった有名人くらい。
辛うじて役小角、風魔小太郎ってところでしょう。
本書には出てくる出てくる、こんなにいたのか妖術師。
吉備真備や菅原道真までラインナップされています。
吉備真備も陰陽道・方術の達人だったというのです。菅原道真は死後、怨霊として甦ったという意味で妖術の持ち主という扱いのようです。
その他にもたくさんの妖術師が載っています。
陰陽師・方術などその方向も好きな方、楽しめますよ。

↓陰陽師の映画もよかった!マンガ陰陽師も読むべし!

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戦国「闇」の歴史―影武者・不死伝説  川口素生 著 (宝島SUGOI文庫) [文庫]



戦国時代の影武者にスポットを当てた本書。
「元の木阿彌」という言い回しの由来や、愛用の羽織を他人に譲ったことで討ち死にした中村新兵衛の話など興味深い話が紹介されています。
織田信長、伊達政宗、斉藤道三、上杉謙信、武田信玄、森蘭丸、明智光秀、柴田勝家、石田三成、山内一豊、真田幸村といった有名武将はモチロン、淀殿、お市の方までエピソードが載っています。

文庫: 253ページ
出版社: 宝島社 (2009/10/6)
発売日: 2009/10/6
商品の寸法: 15.4 x 10.6 x 1.4 cm

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一歩進めて能鑑賞 演目別にみる能装束 [大型本] 観世 喜正 (著),正田 夏子 (著), 青木 信二(撮影) 淡交社



まるでファッション雑誌のような美しい写真で能の装束を紹介している本書。
スタジオ撮影ならではの鮮明な写真は、能の場面を切り取ったようにポーズをとり、臨場感たっぷり。
筆頭著者の能楽師、観世 喜正氏が自ら曲を選び、装束を身につけポーズをとったというのだから納得の出来栄え。
写真を見ているだけでも楽しめます。
当然、装束についての説明もあり、読み応えもあります。装束の着付けの仕方も掲載されているので、舞台裏の様子も伺え、能鑑賞の際にはあの衣装は、こう着付けがされ、幾重にも重ね着しているとか見方に深みが出ると思います。
そして歴史好きには興味深い、「日本の服飾と能装束の歴史」は一読の価値アリです。

大型本: 95ページ
出版社: 淡交社 (2004/08)
発売日: 2004/08
商品の寸法: 29.6 x 20.8 x 1.4 cm

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