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私こと一景が、相方、水海とカワいくもユルい品々を求める日々。ゆるいキャラだったり、グッズだったり、本だったり。時には真面目に語ったりします。
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「花粉症」という名前がまだ浸透していない頃から花粉症だった、一景。
春になると鼻水がタリーっと垂れてくるのが何故なのか?
ずっと不思議でした。
医者では鼻炎で片付けられ、
そうなのか。と納得していたものでした。
その後、これが花粉症ということが一般的になり、
そうだったのか。
と、
後に知ることになったのです。
そんな花粉症歴の長い一景ですので、
様々な薬を試しました。
ただし、内服薬は避け、あくまで点鼻薬にこだわり、たどり着いたのが、
サトウ製薬の【第2類医薬品】ナザール「スプレー」(ポンプ) 30mL。
もっと効く薬もあったのですが、効く薬は、喉が異常に乾き、
つらい。
しかも、乾燥した喉は風邪になる確率が高くなるので、効きすぎない薬にたどり着きました。
挿しすぎると痛くなるので、外に出かけるとき、寝るときに挿すようにしています。
その他、家にいるときは極力挿さず、鼻をかむようにしています。
挿した後でも鼻をかみたくなりますが、そこを我慢し放っておくと、鼻水が固まるのか、鼻水が垂れなくなります。
我慢できずに鼻をかんでしまうと、いつまでたっても鼻水は垂れてきますので注意が必要です。
人によって効果はまちまちでしょうが、
一景の場合、一度挿すと最低でも4,5時間は鼻水が垂れずに済みます。
クシャミをしたり、ずっと下を向いたままでいると、鼻水が垂れてきます。
この辺も注意が必要です。
もっともまた、鼻をかんで、しばらく放置すれば、また固まるのか、鼻水が止まります。
そんな、ちょうどいい効き具合のナザール。
一景はティッシュとともに
外出の際には必ず携帯していきます。
豊天商店の商品はアベイルでも店舗によって扱いがあるようで、猫ブチさんとともに要チェック。
ネコブチさんと違って豊天はアマゾンでも取り扱いが多いので手に入りやすいですね。
トミサカという高級外車ばかりを扱うディーラー・トミサカのメカ(整備士)が主人公。
名は元木。
元木は尊敬する先輩を目指し整備の仕事に汗を流していた。充足した日々だった。
その先輩が、ある日、ロードテストで事故死。
その日から従属していた日々から灯が消えてしまう。
そこに声をかけてきたのが元木が嫌っていた石黒というブローカー。
石黒に連れて行かれたガレージで事故死した先輩が手を入れていたポルシェの仕上げを任される。
といった流れでストーリーが始まります。
楠みちはる氏の作品のいいところは、現実の社会で起こる問題や葛藤、悩みをクルマに絡めて突いて来るところ。
誰もが認めたくない心の卑しい部分を突いて来るのです。
それは「湾岸MIDNIGHT 」にしろ、「湾岸ミッドナイト C1ランナー
」にしろ必ず読者に突きつけられます。
本作では、
ブローカー石黒の言葉で、
「トミサカはベンツやポルシェなど高級外車ばかりを扱う工場だ。」
「あそこで働くヤツはそんな車にかかわりたくて入ってくる。」
「でも、」
「半年もするとシラけるんだ。」
「高級外車に乗るオーナーと、手取り15万の自分との格差に…。」
「そして、半分がヤメて、残った者はバランスを取っていく。」
「オーナーたちを「下に置く」ことでバランスを取り、自分を保つんだ。」
「「彼らはクルマを何もわかっていない」とバカにしてな。」
…現実に自分でもしていませんか?
相手を低く見ることで自分のプライドを保つやり方。
そういうイタいところを突いて来るのです。
言われて気づくこと、
いや、気づかないようにしているだけかもしれない
自分の嫌な部分。
ただのクルママンガと侮ってはいけないのが楠みちはる作品なのです。
もちろん、カル~いノリも忘れてはおらず、
その辺は「シャコタン・ブギ」からの流れで変わっていないところでしょうか。
重さ軽さのバランスが絶妙で、気負い無く読めます。
また主人公のヒーロー性も大事な要素で、今回も
・運転がうまい
・メカに強い
・誰に対しても対等
という主人公。
女性を薬で朦朧とさせGT-Rで連れ去った男をクルマで追いかけます。
どうなったかは、お読みいただくとして、
やはり、「運転がうまい」はヒーローとして憧れますね。
ドラマ性も見逃せない点で、事故死した先輩の彼女はその直後、トミナガのお客さんと結婚。
この彼女はトミナガのフロント業務をしていて、仕事の進捗を確認と称して、先輩の顔を見に来るくらい好きだったはずなのに…。
このミステリアスな展開もドラマ性を高めます。
と、まぁクルマ好きな人はもちろん。
そうではない人でも普通に楽しめるマンガです。
マンガで心配な、表紙の絵と、中身の絵が違う!ということもありません。
表紙の絵と変わりませんのでご安心を。