本(その他) 2015/01/23 ガンダム世代が楽しめる芸術。特集「ロボットデザイン」の美術手帖 2015年 02月号 ファーストガンダム世代の方なら楽しめるのでは? 「なぜ、日本人はロボットが好きなのか?」という問いかけから始まる本書。 ロボットデザインの歴史を彩った有名人の裏話が多数掲載。 ジオンのモビルスーツのモノアイは富野監督の指定だったとか、マクロスのバルキリーの変形はレゴブロックでサンプルを作って完全変形を実現させた(これは有名な話)とか、当時の記憶を蘇らせる数々の珠玉の逸話が満載です。 事はアニメの中のロボットに収まらず、実際に活躍するリアルロボットの話にまで繋がります。 雑誌なので1冊まるまるロボットデザインの話ではありませんが、200Pのうち半分がロボットデザインの特集に割かれています。 ロボットデザインのレジェンドたちとして、 大河原邦男 、 宮武一貴 両氏、 ロボットを創造するメカデザイナーとして 河森正治氏を初めとして有名デザイナーの方々が名を連ねます。 詳細は上の本書表紙画像をクリックしていただき、アマゾンでご確認ください。 アノ人やコノ人、お話を伺いたい有名な方々ばかりです。 そうそう、ロボットとは関係ありませんが、 モイズ・キスリングの絵を剛力彩芽をモデルに再現する試みもキレイで見応えありました。 大きさはA6版で手頃なサイズ。 大きく重くなりがちなコノ手の本にしては読みやすい。 ガンダム世代のロボット好きは一見の価値アリ。です。 [0回]PR