本(その他) 2015/05/27 「テレビの企画書 新番組はどうやって生まれるか? (ポプラ新書) 栗原 美和子 (著) 」TV製作の裏側を知ることが出来るフムフムなるほどの本 テレビの企画書 新番組はどうやって生まれるか? (ポプラ新書) 「新番組はどうやって生まれるか?」というアオリに興味が沸き、見てみました本書。 テレビッ子の一景には楽しい内容。フムフムフムーンな内容です。 テレビの裏話が聞けちゃう一冊です。 視聴率を知るのは自分で会社の調査部に電話をして問い合わせるとか、テレビドラマはどうやって誕生するのか?など製作過程を知ることが出来ます。 でも、一番面白いのは知ってる番組の裏話。 ホリエモン率いるライブドアのフジテレビ買収の際の現場の様子や、そこからヒントを得た25時間テレビのドラマの話、「笑っていいとも!」終了の報を聞いた現場の様子や、いいとものADを務めた著者ならではの目線とエピソード。 大変面白い。 しかし、は!と気づかされることがアマゾンのレビューにあった。 タイトルからイメージされる内容が違うと言う指摘。 一景はもともと、テレビの裏話を求めて本書を購入しましたが、 「テレビの企画書」というタイトルから、テレビの企画書の描き方を記したハウツー本と思った方がいるようです。 確かにハウツー本とは違う内容なので購入の際には注意が必要ですね。 本書は帯のコメントが内容を良く表していると思います。 「誰も書いてこなかったドラマの裏側。誰もぶっちゃけられなかったテレビの裏側。ここまで描いて怒られないのは栗原さん、あなたしかいない!」とあります。 つまり、テレビの裏側を暴露する暴露本のイメージが強いのです。 この辺、ご理解いただいてからお読みいただくのが良いかと思います。 読み物として話はおもしろいですが、本書を読むと現在のフジテレビの低迷の要因が見え隠れしてしまう…と思ったのは一景だけでしょうか。 ▼アマゾンで詳しく! ▼スマホの方はこちらからアマゾンへ テレビの企画書 新番組はどうやって生まれるか? (ポプラ新書) ▲にほんブログ村「書評・レビュー」ランキングにも参加しています。 [0回] PR