小説 2015/02/25 水海が推す「神永学・心霊探偵 八雲シリーズ」 これからは私、一景と新任の水海(ミナミ)の2人でこのブログを お届けして参ります。 水海は小説好きなので、その辺りを担当します。 以後、お見知りおきをお願いします。 では、水海から一言。 「ブログとか、よく分かりませんが、ちまちまと好きな小説のことを綴ってまいります。宜しくお願いいたします。」 では、水海の記念すべき初レビューです。 どうぞご笑覧ください。 水海です。 ささやかな私の趣味は小説を読んで、作者の世界観の中に浸ることです。 最近の好きな作者は神永学さんの心霊探偵 八雲シリーズにはまっています。 普通に生活していて事件に巻き込まれることは皆無。でも、もし自分が遭遇してしまったら…。 普通の女子大生、小沢晴香が、同じ大学で変わり者の斉藤八雲に友人の幽霊相談をしたことから始まります。 八雲は、死者の魂が見える赤い左眼を持っていました。 人とは違う異質な能力は、小さなときから八雲を孤独にしていましたが、母の弟である叔父は、言葉を話せない妹と共に2人を守り、心の支えとなって育ててくれましたが、他人とうまく係われない八雲を心配していました。 晴香と事件を通して出会い警察の中ではみ出している厄介者の刑事、後藤和利と落ちこぼれ部下、石井雄太郎に協力させながら事件を解決に導いていく過程で、人間の業と愛憎が深く絡むスピリチュアルなストーリーが展開します。 他者を踏みにじる人間の罪。大切な人を守れなかった人間の慙愧と復讐の念。 大切な人を守りたいという一途な想い。 人の縁が複雑に絡み合い、事件を解決する毎に、登場人物の過去や抱えた背景も少しずつ明らかになり進展していくお話です。 最新刊は文庫本で9巻です。 コスプレ衣装まであるようです。 [0回]PR